熊本4区は、八代・人吉・天草など県内で最も広い選挙区です。3人が立候補を予定しています。
【自民・現 金子 恭之 氏(63)】
「バタバタの状況だが、忙しい中に駆け付けていただき心より感謝申し上げたい」
9回目の当選を目指す自民党・現職の金子 恭之さんは先週末、地元に戻って各地域で選対を立ち上げました。水俣・芦北地域の選対会議には党所属の県議や自治体のトップ、友好団体の関係者が顔を揃えました。
これまでに総務大臣や党の要職を歴任してきたベテランも、『政治と金』の問題で自民党に逆風が吹く中での今回の選挙に危機感を強めます。
【自民・現 金子 恭之 氏(63)】
「今回の選挙は、かなり今までの選挙と違って厳しい選挙になるのではないかと思っている。有権者にアピールし、同志と一緒に戦っていきたい」
立憲民主党・新人の笹本 由紀子さんは6日、八代市で選対会議を開きました。
【立憲・新 笹本 由紀子 氏(59)】
「(総選挙を)2週間早めないといけない理由が自民党にはあったと思う。裏金のことも旧統一教会のことも選挙戦では訴えていく」
会合には党所属の県議や推薦する連合熊本の関係者が参加。間近に迫った衆院選に向けて、公示後の遊説日程など詰めの作業を行いました。
【立憲・新 笹本 由紀子 氏(59)】
「(解散総選挙を)急いだ理由は裏金と旧統一教会のこと。これは絶対避けては通れないテーマ。石破さんの言うことが総裁選から変わってしまっていることも追加で言わないといけないことが増えた」
【維新・元 矢上 雅義 氏(64)】
「急に解散が決まったので大変だが、事前に想定して準備していたのでギリギリ間に合う」
自ら軽トラックを運転し、荷物を運び込むのは、日本維新の会・元職の矢上 雅義さんです。
前回の衆院選、立憲民主党の現職の立場で出馬し、落選した矢上さん。今回は日本維新の会から立候補を予定しています。ただ、党の県組織も発足して日が浅く、これまで培った人脈や経験を生かしての選挙戦となりそうです。
【維新・元 矢上 雅義 氏(64)】
「昔、細川政権のときもクリーンな政治、政治改革が目玉だったが、今回の裏金問題のようにクリーンな政治や選挙が実現していない。まずは政治改革で正して国民のためになる政策を行いたい」
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