岸田文雄前首相
岸田文雄前首相は、15日公示、27日投開票の衆院選を巡り、比例代表への自身の重複立候補を辞退する意向を固めた。自民党派閥裏金事件を受け「3年間党総裁として務めてきた責任を取る。政治の信頼回復への覚悟を示す」と党関係者に伝えた。今後、調整を進める。関係者が10日、明らかにした。 自民は裏金事件を巡り、萩生田光一元政調会長ら旧安倍派と旧二階派の計12人の非公認を決定。公認した裏金議員ら34人についても比例代表への重複立候補を認めない方針だ。 石破茂首相や森山裕幹事長ら党四役も「共に責任を果たしていく」として重複立候補見送りを決めていた。
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