小里農林水産大臣は10日、石川県輪島市を訪れ、日本海に面した斜面に1000余りの田んぼが連なる棚田「白米千枚田」を視察しました。
この棚田では、能登半島地震で田んぼに亀裂が入り修復を進めていましたが、先月の記録的な大雨で棚田が崩れたり水路が壊れたりしました。
棚田を維持する活動に取り組む白米千枚田愛耕会の白尾友一会長が「作付けと稲刈りが終わったところに豪雨災害があり、本当にひどかった」と説明すると、小里大臣は「力を合わせて一枚でも多くまた作付けができる状態にして将来につなげていきたい」と話していました。
小里大臣は視察のあと、「1月の地震から復旧・復興に取り組んでいたやさきの豪雨災害で心を痛める思いだ。地震の被害に対して支援してきたが、今回の新たな被害についても同じような形で支援したい」と述べ、能登半島地震での支援の枠組みを活用して、壊れた施設や設備の修繕の費用などを支援していく方針を示しました。
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