兵庫県知事の失職に伴って行われる知事選挙に、日本維新の会所属の清水貴之参議院議員(50)が無所属で立候補することを表明しました。

日本維新の会所属の清水貴之参議院議員(50)は、10日、兵庫県庁で会見を開き、兵庫県知事選挙に無所属で出馬することを表明しました。

■「維新がどうとか、自民がどうとか、そういう兵庫県の状況ではない」

【清水貴之 参議院議員】「県知事選に無所属で立候補します。維新がどうとか自民がどうとか、そういう兵庫県の状況ではない」

「いろんな方々からの応援を頂きながら兵庫を再生するのが最初のミッション」。

清水氏は、現時点で日本維新の会から推薦や支持も受ける予定はないとし、維新からも離党することを明かしました。

清水氏は当初、衆議院選挙の兵庫8区にくら替えしての立候補を予定していましたが、兵庫知事選への出馬に切り替えました。

また、「斎藤県政の良いところは引き継いでいくべき」としたうえで、「ひょうごリスタート」「五国創生」をキャッチフレーズに、観光政策などに取り組みたいと話しました。

■過去最多7人が立候補か

知事選にはほかに、出直し出馬となる斎藤元彦前知事(46)、無所属で共産党推薦の大澤芳清さん(61)、前尼崎市長の稲村和美さん(51)、元経産省官僚の中村稔さん(62)、元兵庫県加西市長の中川暢三さん(68)が出馬を表明しているほか、レコード会社経営の福本繁幸さん(58)が立候補する意向を示しています。

現時点で立候補者を表明、もしくは出馬の意向を表明した人は過去最多の7人に上ります。

兵庫県知事選挙は来月17日に投開票されます。

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