「日本被団協」のノーベル平和賞受賞から一夜が明け、平和公園を訪れた人たちからは、核廃絶と平和を願う声が聞かれました。

【日本被団協 箕牧智之 代表委員】
「感激のあまり涙をこぼしたり、私の心の中は錯綜しています
核兵器はなくすべきという考えに政治家がなっていただきたい」

被爆者などでつくる全国組織「日本被団協」は、
68年にわたり核廃絶を一貫して世界に発信し続けてきたことが評価され、
今年のノーベル平和賞に選ばれました。

広島市中区の八丁堀交差点では、受賞を伝える号外が配られ、
手に取った人からは喜びの声が聞かれました。
【街の人は】
「素晴らしいと思います。色んな地域で戦争や紛争のニュースを聞くので
そういったことが減っていくきっかけになったらいいと思う」

一夜明けた12日、平和公園では、涙ぐみ喜ぶ人の姿もみられました。

【平和公園を訪れた人】
「感謝、感謝を伝えにきました。被爆者にとってよかったねと
手を合わせてこれで報われるねと」

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