衆議院選挙の公示をあす15日に控え、長野4区で立憲民主党の党籍を持ち立候補を表明していた新人が、取り下げることを決めました。4区は与野党の一騎打ちとなる公算が強まっています。

立憲民主党に党籍をもつ元塩尻市議の武居博明さん(66)。公示をあすに控え、長野4区での立候補表明を取り下げ、比例代表・北陸信越ブロックに単独で立候補すると発表しました。

立憲民主党県連は、「野党共闘」のため、共産党と競合していた候補の一本化をめざすと説明しました。

きのう14日は支持者も含め2時間半ほど話し合いをもったということです。

立憲民主党県連・杉尾秀哉代表:
「比例票は極めて重要、できるだけ積み上げて武居さんが当選ラインに乗ってくるように全力でこの選挙を戦いたい」

長野4区で出馬取り下げ 武居博明さん:
「今回の選挙で(小選挙区で)票を入れたかった皆さんには心からおわびしたい」

長野4区には、自民党・前職の後藤茂之さん。共産党・新人の武田良介さんが立候補を表明しています。

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