公明党の石井啓一代表は、東京・池袋駅東口で第一声を上げた。選挙カーの上に立った石井氏は「今回の争点は、失われた政治への信頼をどの政党、どの政治家が取り戻せるかの選挙だ」と強調した。  民主党政権時代に政治改革をしてこなかったとして、野党に対する批判も展開した。「かつて政権を取っていた時に政治改革に後ろ向きだった人たちには全く期待できない」と声を張り上げると、数百人の支援者らから大きな拍手が沸いた。  賃上げや防災対策に触れた約15分の演説。最後に声をからしながら「公明党を勝たせてください」と3回繰り返すと、聴衆から「頑張れ」の声が上がった。


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