第50回衆議院選挙が15日公示され、27日の投開票に向けて選挙戦がスタートしました。

争点について、国会記者会館からフジテレビ政治部・若田部遥記者が中継でお伝えします。

最大の争点は、自民党の派閥の政治資金問題を受けた政治不信の払拭で、各党の党首が早速各地で政治改革を訴えました。

与野党各党の党首らは街頭に立ち、政治の信頼回復に向けた取り組みを強調するなど、有権者に支持を訴えました。

一方、石破首相は演説で、新たな経済対策の裏付けとなる補正予算について、2023年度の13兆円を上回る規模とする考えを表明するなど、物価高への対応を含む経済対策も注目ポイントの1つで、各党の打ち出しが活発化しています。

この他、子育て支援をはじめとした社会保障政策、外交・安全保障政策のあり方なども選挙戦の争点となります。

選挙戦での勝敗ラインについては、過半数となる233議席を、自民党が単独で、もしくは公明党を合わせた与党で確保できるのかが焦点となります。

一方、野党は政権交代を訴え、与党を過半数割れに追い込むことを目標に掲げていますが、前回の衆院選で実現した選挙協力が進まず、一本化ができないまま野党各党の候補者が乱立している状況です。

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