「国民の信を問う」衆議院選挙、その選挙戦が10月15日幕を明けた。まさに短期決戦、有権者は何に関心を持ち候補者に一票を託すのか?
福島テレビ・豊嶋啓亮アナウンサー:「さわやかな秋晴れが広がっています。解散から投開票まで戦後2番目となる短期決戦。福島の未来を決める戦いが始まります」
立候補の届け出は午後5時に締め切られ、県内では4つの小選挙区に11人が立候補した衆議院選挙。
福島テレビ・安齋遥介記者:「公示日を迎えた衆議院議員選挙。きょうから12日間の選挙戦が始まります。いわき市ではまもなく石破総理が第一声を行うということで、多くの有権者が集まっています」
自民党・石破茂総裁:「福島の復興なくして東北の復興なし、東北の復興なくして日本の復興なし。能登とともに、この新しい日本の再生にかける我々の思い。この福島いわき小名浜から挙げさせていただきたい。そのような思いでここに立たせて頂いています」
いわき市小名浜で衆議院選挙の第一声をあげた自民党の石破総裁。「政治とカネの問題などが二度とないよう深い反省のもとに選挙に臨む」とした上で、「地方から新しい日本を作る」と支持を訴えた。
いわき市の有権者は「最近子育て支援っていうのがすごく多いんですけど、それだけじゃだめだなって思うので、お年寄りの支援もしっかりしてほしいなって思います」と話す。
12日後に迫る投票日、皆さんは何を重視しているのか。
<経済政策>
大学生:「活気がほしいなと思うので、経済政策を見たいなと思いますね」「何も言わないことには何も始まらないと思うので、自分の考えに沿った投票を心がけていきたいと思う」
会社員:「やはり物価高騰とかありますので、これからの生活の方が重要かなという感じ」
<医療・介護福祉>
高齢者:「自分では元気だと思っているけど、全体を考えたら年配の人たちの医療を考えてほしいと思うからね」
<政治とカネ>
経営者:「何も解決していないですよね。汚れ切っているので、クリーンな政治を臨みたいんですけど、過去のことは忘れる、そんなことやっているから、いつまでも30年間経済成長しない国になっているので、1個1個つぶしていかないと、また同じことを永遠と繰り返すだけなので」
福島駅前で50人に聞いた結果…経済政策が最も多く22人、医療・介護福祉が13人、政治とカネの問題が6人と続いた。
一方で、こんな意見も…
80代女性:「行かない今回は!たいした人立候補してないもん!」
前回、福島県内の投票率は58.01%だった衆議院選挙。10月27日・日曜日に、投開票が行われる。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。