北朝鮮が韓国とつながる道路の一部区間を爆破したことについて、青木官房副長官は南北の緊張を高めるとして「事態のエスカレーションにつながらないことが重要」と指摘しました。

青木官房副長官
「こうした北朝鮮の行為は南北間の緊張を高め得るものであり、事態のエスカレーション(緊張の激化)につながらないことが重要でございます」

 政府は北朝鮮の動向に関する情報収集や警戒監視に全力を挙げる方針です。

 一方、北朝鮮とロシアの軍事的な協力の進展については、青木副長官は「深刻に憂慮すべきものだ」と述べました。

 青木副長官はウクライナ政府関係者の話としてロシア軍が数千人の北朝鮮軍の人員をウクライナ領内に配置する可能性があることに触れたうえで「ウクライナ情勢のさらなる悪化を招く」とし、国際社会と緊密に連携して取り組む方針を示しました。

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