靖国神社の秋季例大祭に合わせて石破首相らが奉納した「真榊」=17日午前、東京・九段北

 石破茂首相は17日、東京・九段北の靖国神社で始まった秋季例大祭に合わせて「内閣総理大臣 石破茂」名で「真榊」と呼ばれる供物を奉納した。関係者によると19日までの期間中、参拝は見送る意向だ。1日に発足した石破内閣の閣僚の対応が焦点となる。

 靖国神社にとって、4月と10月の例大祭は重要な祭事とされる。岸田文雄前首相は石破首相と同様に例大祭で参拝せず、真榊を奉納していた。

 17日は尾辻秀久参院議長、福岡資麿厚生労働相も真榊を納めた。超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は衆院選中であることを考慮し、一斉参拝を延期すると発表している。(共同)

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