前の副市長が逮捕・起訴された官製談合事件を受け、今月8日宮崎県串間市の入札制度等検討委員会が開かれました。
委員会では電子入札の導入や一般競争入札の増加など透明性の確保にむけ中間とりまとめ案が示されました。検討委員会は、入札・契約での事業者の適正な選定やコンプライアンスの取り組みの検証などが目的で、学識経験者などをメンバーに開かれています。
串間市の公共工事は、年間平均およそ180件ある入札のほとんどが指名競争入札です。中間とりまとめ案では、一般競争入札の増加や電子入札の導入など再発防止策が示されました。
またコンプライアンス体制の確立に向けては、これまでは無かった職員の倫理規定の整備や市長や副市長の倫理規定に関する条例制定の方向性が盛り込まれました。中間とりまとめは、今月中に串間市のホームページで公表されます。
委員会では5月までに再発防止策の最終提言を行う予定です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。