10月15日公示された衆議院解散総選挙。清水区や富士宮市などを選挙区とする静岡4区は県内唯一の与野党一騎打ちの構図です。候補者の顔ぶれや活動の様子を紹介します。

自民党・深沢陽一 候補:
地方にまで成長の実感が行き渡るように、私はまず3期目に向けて地方の成長をしっかりと成し遂げていきたい

自民党の前職・深沢陽一さん(48)。

「成長を実感へ」をキャッチフレーズに掲げています。


静岡市議や県議を経て4年前の補欠選挙で初当選。

今回は3期目を目指す戦いです。

公示日の夜、真っ暗な中で支援者を招き入れる深沢さん。

2023年からは外務大臣政務官を務めていて、公務によって静岡へ帰って来られる機会が減ったため地元での支持固めに注力。

自民党への逆風が吹く中で“正念場の選挙”ととらえています。

自民党・深沢陽一 候補:
経済対策、あるいは防災対策、しっかりとやらなければならない使命を訴えていく

国民民主党・田中健 候補:
働く人、生活者、納税者、消費者、この政治を行っていくために、私は政治とカネの問題、しっかりとこの選挙で決着をつける

国民民主党の前職・田中健さん(47)。

キャッチフレーズは「あなたと共に変える日本の未来」です。

10月15日、有権者の6割を占める静岡市清水区での第一声を終えると、向かった先は生まれ育った地元・旧富士川町。

ここには国民民主党・玉木雄一郎 代表の姿も。

前回は比例での復活当選だっただけに「今回こそは小選挙区での勝利を」と、この3年間は選挙区内を細かく回り、知名度の向上に努めてきました。

国民民主党・田中健 候補:
まさに地元ということで、地域から国会に自分たちの声を届けてほしいという思いを感じることができたので、必ず当選してまた国会に戻りたい

県内で唯一、一騎打ちとなった静岡4区。

与野党が激しく火花を散らしています。

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