北海道の養鶏場で今シーズン初めて高病原性の鳥インフルエンザが確認されたことを受け、福岡県は18日、緊急対策会議を開きました。

福岡県庁で開かれた対策会議には、県の担当者や養鶏協会の関係者など約30人が参加しました。

この会議は、17日に北海道厚真町の養鶏場のニワトリから高病原性の鳥インフルエンザウイルスの遺伝子が検出されたことを受けて緊急に開かれたものです。

会議では、北海道の殺処分の状況などが報告されたほか、県内での感染拡大防止に向けた対策を話し合いました。

福岡県によりますと、県内では138カ所の養鶏場で約400万羽のニワトリが飼育されていますが、これまでのところ鳥インフルエンザを疑う事例は確認されていません。

県は養鶏業者などに対して、野鳥の進入を防ぐネットの設置や消毒などの徹底を呼びかけています。

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