佐賀県庁の北側にある大きなクスノキの大部分が腐っていることが分かり、県は「倒木の危険がある」として先ほどから周辺への立ち入りを禁止しています。

現在の現場の様子を見ていきます。
こちらは、現在の県庁の北側の様子です。
その手前に緑のバリケードがあるのが確認できます。
画面に大きなクスノキが映っています。
高さは約1メートルあります。樹齢は100年以上だということです。

このクスノキに「倒木の危険がある」として、県は先ほど午後5時半頃から周辺への立ち入りと通行を禁止しました。

県によりますと、佐賀市の佐賀城公園の樹木約2200本を対象に調査をしたところ、このクスノキの幹の大部分が腐食していて、回復が見込めないことが分かったということです。
測定した幹の断面は腐食などの異常の程度が86%で、「内部の空洞は大きく、現在も進行中」としています。
県は「伐採することもやむを得ない」として、今後の対応を検討する方針です。

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