北海道は19日、鈴木直道知事が新型コロナウイルスに感染し、23日まで自宅療養すると発表した。21、22の両日に予定していた十勝地方で地域住民と交流する公務は中止する。道内各地で予定していた自民党や公明党の衆院選候補の応援も取りやめる。

 道秘書課によると、鈴木知事は18日夜に発熱し、19日朝に自宅で検査キットで検査したところ陽性と判明した。今のところ、のどの違和感などはあるものの軽症。秘書らの感染はないという。

 鈴木知事は18日午後、自民党の演説会に出席し、石破茂首相らとともに北海道1~3区の候補者への応援演説をしていた。

 道感染症対策課はホームページで、感染した際の療養期間について「(発症後)5日間は外出を控えることに加えて、病状が軽快してから24時間経過するまでは外出を控えることが推奨される」としている。(丸石伸一)

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