岸田首相は日本時間12日午前、訪問先のアメリカ・南部ノースカロライナ州で、米議会上下両院で行った演説について「国際社会が歴史的転換点を迎える中、日米が次の世代に何をしなくてはいけないのか、メッセージを伝える、未来志向のメッセージを米議会だけでなく、米国民、世界に伝える演説にしたいと思って演説した」と述べた。

演説の狙いについては「自由や民主主義が脅威にさらされていると指摘して米国のリーダーシップが不可欠で日本もともに責任を果たす」ことを示す演説だったとの考えを示した。

演説を終えて「日米が堅固な同盟として不朽の友好、グローバルバートナーが今後もそうあり続けることを、ビジョンとともに伝えた」と述べた上で「多くの米国議員の皆さんに伝えることが出来たのではないか」との認識を示した。

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