茨城県つくば市は27日に衆院選、市議選、市長選と「トリプル選」の投開票を控え、市選挙管理委員会の職員らが対応に追われている。市所有の投票箱だけでは足りず、近隣自治体から借りるなどして準備を進めている。
つくば市では衆院選の小選挙区、比例代表、最高裁判所裁判官の国民審査に加え、市長選、市議選と計五つの投票が行われる。投票所は期日前投票所を含めて87カ所あり、それぞれ投票箱が五つ必要になる。市所有の約300箱では足りず、投票箱などの購入費用約770万円を計上した一般会計補正予算を9日に専決処分した。50箱を追加購入しただけではなく、近隣の守谷、常総、桜川、筑西の4市から計94箱を借りる。
市選管の担当者は「一つ一つの作業をしっかり確認して適正な事務執行をしたい」と話している。【信田真由美】
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