今月27日に投開票される衆議院選挙について、テレビ宮崎では、宮崎県内3つの選挙区の選挙戦前半の情勢を調査しました。1区では、立憲の前職が先行。2区では自民と国民の前職同士が激しく競り合う展開となっています。

テレビ宮崎では、19日と20日の2日間、宮崎1区と2区、3区のそれぞれ500人余りの有権者を対象に、固定電話とインターネットによる調査を実施。これに取材を加味して、選挙戦前半の情勢を探りました。

宮崎1区は、立憲民主党の渡辺候補が先行。自民党の武井候補が続き、これを日本維新の会の外山候補と参政党の滋井候補が追う展開です。渡辺候補は、立憲民主党の支持層のおよそ9割を固め、共産党支持層のおよそ6割からも支持を集めています。武井候補は自民党と公明党支持層への浸透がそれぞれおよそ4割に留まっています。

宮崎2区は、自民党の江藤候補と国民民主党の長友候補が激しく競り、共産党の白江候補が追っています。江藤候補は、自民党、公明党の支持層のおよそ7割を固め、長友候補は、国民民主党のおよそ8割、立憲民主党のおよそ7割に浸透しています。

宮崎3区は、自民党の古川候補が幅広く支持を受け、共産党の新村候補が追う展開です。

いずれの選挙区もおよそ3割の有権者が態度を決めておらず、情勢は流動的です。有権者が重視する政策は、「景気・物価高」が最も多く次いで、「年金や社会保障制度」「政治とカネ」となっています。

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