衆院選の投票まであと6日、FNNが週末世論調査を行ったところ、県内3つの選挙区のうち1区と3区は自民党候補がリードする一方、激戦が予想される2区は立憲民主党の候補がやや優勢となっていることが21日までに分かりました。

調査は20日までの2日間実施。全国の有権者14万人近くが回答しました。

愛媛1区は自民で前職の塩崎さんが自民・公明の支持層を手堅く固め、野党候補をリードしています。国民の石井さん、立憲の香曽我部さんは各支持層を中心に巻き返しを図っていて、無党派層の取り込みにも力が入っています。共産の石本さんは出遅れ感が出ています。

愛媛2区では立憲で前職の白石さん、自民で前職の井原さんが接戦です。白石さんは自民党の裏金問題を巡り攻勢を強めていて、立憲のほか共産、社民の支持層も固めているほか、自民支持層の一部や無党派層にも食い込み、やや優勢になっています。政治資金収支報告書で不記載があった井原さんは、自民・公明の支持層をまとめるものの、「政治とカネ」の問題が響いているためか、無党派層への広がりを欠いています。維新の梶野さんは維新支持層以外への浸透が課題です。

愛媛3区では自民前職の長谷川さんが保守の地盤を生かした手堅い組織戦で、自民・公明支持層を固めリードしています。立憲の越智さんは立憲支持層の支持を固めたものの、浸透しきれていません。共産の西井さんは共産支持層を固め、無党派層の取り込みも目指します。

ただ、どの選挙区も2~3割が投票先を決めておらず、情勢は変わる可能性があります。

衆議院選挙は27日に投開票されます。

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