10月15日に公示された衆議院議員選挙も後半戦。

藤枝市や焼津市、島田市などの志太榛原地区を選挙区とする静岡2区には3人が立候補していて、三つどもえの戦いとなっています。


自民党・井林辰憲 候補
昨日より今日、今日より明日に希望が持てる、豊かさが感じられる社会を作っていく。
この2つを目標にして私はこれからも政策に取り組んでいきたい

自民党の前職・井林辰憲さん(48)。

選挙戦で使用しているキャッチフレーズは「国と地元に一生懸命」です。

過去4回の衆院選では選挙のたびに得票数を伸ばしてきましたが、今回は派閥の裏金問題により逆風の中での戦い。

ただ、内閣を支える副大臣のひとりとして、そして仲間を押し上げる立場の静岡県連会長として、ここで屈するわけにはいきません。

自民党・井林辰憲 候補:
やりきるだけというか、何としてでも勝ちたい。まずは政治を変えていくということ、そして引き続き地元のいろいろな事業があるので、しっかり進めさせていきたい

参政党・提坂大介 候補:
今一番国民が悩んでいること、大変なことそれが何かと言ったら生活。だから私たち参政党は消費税のゼロ、まずは減税から行いたい

参政党の新人・提坂大介さん(48)。

キャッチフレーズは自らの名字にひっかけ「税金さげさか 負担をさげさか」を掲げています。

県内の小選挙区では唯一の参政党公認候補。

街頭演説のほか地域のイベントなどにも顔を出し、党の政策に沿って消費税の撤廃や減税、さらには積極財政による経済の拡大などを訴えています。

参政党・提坂大介 候補:
いま国民の負担が大変きついものとなっている。だから、税金を下げたい。賃金を上げても結局は税金も上がるので、それであれば税金を下げたほうが国民の暮らしが助かることになる

立憲民主党・鈴木岳幸 候補:
政治は庶民のもの、ほとんどの人が庶民、私も庶民で皆さんも庶民。一般庶民のために政治が働かなければいけないのに、この12年間で我々の暮らしは厳しくなる一方

立憲民主党の新人・鈴木岳幸さん(51)。

キャッチフレーズは「くらし底上げまっすぐ全力庶民の暮らしを取り戻す」。

10年務めた藤枝市議時代には子育て政策に力を入れてきたと胸を張り、選挙戦では「弱い立場の人が安心して生活できる社会を創りたい」と呼びかけるとともに、自民党への批判を強めています。

立憲民主党・鈴木岳幸 候補:
今の状況は非常に厳しいが、この地域は我々庶民が作ってきた街。私も庶民、生まれ育った地元で私の思いをしっかり訴えたい

政権与党の意地か? 野党第一党の躍進か? それとも新興勢力の台頭か?

静岡2区は三つどもえの戦いとなっています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。