共同通信社が実施した衆院選沖縄選挙区の終盤の情勢調査。1区は共産前職と自民前職が競り合い、2区は社民前職を自民前職が追う構図となっている。3区は自民前職と立民の前職が接戦を繰り広げ、4区は自民前職が立民新人をリード。各候補とも従来の支持層をさらに固めつつ、無党派層への浸透にも注力している。
参政層と30代支持 今野氏
参政の今野麻美氏(47)は、参政支持層の6割超を固めたほか、主要政党以外の政党支持層の3割近くが支持している。自民、公明、れいわの各支持層は1割以下にとどまった。年代別では30代の支持が最も多い。他の世代は広がりに欠けている。
公明最多の6割超 宮崎氏
自民の宮崎政久氏(59)は、公明支持層で6割超と最も支持が高い。公認を受ける自民の支持層のほぼ6割を固めた。国民支持層の1割超を取り込む。年代別で最も高い支持は20代の3割。30代~50代は2割台半ば。70歳以上が最も低い。男性支持が多い。
維新5割超が推す 赤嶺氏
維新の赤嶺昇氏(57)は、公認を受ける維新の支持層の5割超を固めている。国民支持層の2割超も推す。自民、公明、立民、れいわの各支持層は1割以下となっている。年代別では、20代の支持が最も高いが1割台。70歳以上の支持が伸び悩む。
国政野党まとめる 新垣氏
社民の新垣邦男氏(68)は、社民支持層の9割超を固めている。立民と共産支持層も手堅くまとめた。れいわの約7割、維新の3割に加え、自民支持層の1割も取り込む。年代別では、70歳以上の6割超が推す。50代、60代で支持は4割を超える。
無所属の比嘉隆氏(47)は、参政支持層の1割超が推しているが、全体的に支持の広がりを欠いている。
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