給付金を不正に受け取ったなどとして、県は島原市で障害者の就労支援を行っているNPO法人の指定を取り消す行政処分を出しました。

指定を取り消されたのは島原市有明町で障害者のための就労支援事業所「こころ庵」を運営しているNPO法人「長崎ライフサービス」です。

この事業所は4年半前の2019年以降、施設の運営に必要な「生活支援員」や「管理者」などを配置していませんでした。

また職員がいないにも関わらず、減算をしないまま島原市に請求したり、利用者が就労支援を受けていないのに不正に給付金を受け取っていました。

市は不正に受け取っていた給付と追加徴収のあわせて約936万円の返還を求めていて、法人は「制度への理解が足りず申し訳ない」と説明しているということです。

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