防衛省は22日、海上自衛隊の護衛艦「かが」に米軍の最新鋭ステルス戦闘機「F35B」が初めて発着艦したと明らかにした。かがは護衛艦「いずも」とならび、事実上の空母として運用するための改修を進めていた。海洋進出する中国を念頭に対処力を高める狙いがある。
海自によると20日に米カリフォルニア州サンディエゴ沖で着艦した。11月18日まで発着艦やエレベーターによる格納庫への収納などの試験を実施する予定だ。海自は2021年、いずもでもF35Bの発着艦試験を実施した。
防衛省は24年度中にF35Bを導入予定で、12月にも「臨時F-35B飛行隊(仮称)」を航空自衛隊新田原基地(宮崎県)に新設する。
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