27日投開票の衆院選で、公明党の石井啓一代表が24日、高知県へ入り支持拡大を訴えた。
高知市で演説した石井氏は、自民党派閥の裏金問題について「公明党は政策活動費を一切支給しておらず、堂々と廃止を主張する」などと述べ、政治不信払拭(ふっしょく)に全力で取り組むことを表明した。
物価高対策では、燃料費補助の継続や低所得世帯への給付金の支給を主張。南海トラフ巨大地震を含む防災対策については、「次の5カ年計画に20兆円の事業費を投じたい」と具体策を示した。
また、「衆院選は政権選択の選挙なのに、野党は政権構想を一切明らかにしていない。そんな無責任な政党に政権を委ねるわけにはいかない」と述べ、自公連立政権こそが日本の安定につながると支持を強く訴えた。【小林理】
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