衆院選に立候補している6人の候補の考えをテーマごとにお伝えするシリーズ。最終回の今回はこの選挙戦で有権者に最も訴えたいことです。政治とカネをめぐる問題や地方の経済対策に関する意見などがありました。
【自民・前 岩田和親候補(51)】
「やはりですね、この強い経済をこの日本で、佐賀で作っていく。このことを訴えたいと思います。やはりこの人口減少の中でも元気な佐賀を作っていく、その基盤は経済ですしそしてまたその将来の安全安心、こういった医療福祉なども含めて支えていくのはやはり経済です。そしてまた、そのさらに基盤に大事なことは政治の信頼の回復です。いま本当に皆さまからこの政治の問題で厳しいお叱りの声をいただいてますが、こういったお叱りの声、私が全部真正面から受け止めてそしてこの政治を正していく政治改革を私にぜひやらせていただきたい。真正面からですね、この政治を皆さまの方に向き合ってそして大事な政策を前に進めていく。こういった政治の在り方をぜひ新しく生まれ変わるような形で作っていきたいと、このように考えています。やはり「信無くば立たず」このようなですね、政治の信頼のもとで、やるべき大事な政策を前に進めていく、このことをぜひ有権者の皆さまに選でいただきたいと、このように思います」
【立憲・前 原口一博候補(65)】
「私に日本を建て直させてほしい。日本独立、独立自尊の日本をつくる。どっかの属国みたいな国をやっていたんじゃ、安全保障破られてしまいます。それから日本再興。衰退から成長に。日本は弱体化装置が入っているからこれを抜いて、そして増税増税増税、自分たちは裏金、国民は増税と。この構造を根本から変えます。そして日本救世。いま多くの遺伝子製剤のこの薬害で苦しんでおられる方々、国民の命を守る政治。もう佐賀でもですね、ICT使ったかかりつけ医制度というのをスタートさせています。私たちは国民の命を守る、その先頭に原口一博に立たせていただきたいし、日本を率いさせていただきたい。日出ずる国、日本」
【自民・前 古川康候補(66)】
「地方が元気な日本にする。これが私のモットーです。ライフワークです。若い時からずっとこのことの実現をするためにさまざまな仕事をしてきました。その思いはいまも全く変わりません。いま石破総理のもと、地方創生2.0が進められようとしています。本気になって地方が元気になることに政府としても取り組んでいただかなければなりません。私自身は農林水産業に基盤を置いて、この佐賀県の発展につながるようにしていくこと、このことが佐賀県全体の発展にもつながっていくと考えています。それと新しいチャレンジを、例えば生成AIを使ったようなチャレンジなどもぜひ支援をして、未来が見えるようにしていきたい。そのように考えています。佐賀県には可能性があります。それを実現していきます」
【立憲・前 大串博志候補(59)】
「今回の最大の争点は裏金問題です。自民党はこの裏金問題、全く反省していません。金・しがらみで動く政治、これが自民党政治でした。その中で、私たち一人一人の生活者の声が聞かれない政治が続いてきました。物価高の中で、私たち一人一人の声が聞かれてない。この政治を変えていくためにも、この裏金問題は象徴的な問題です。自民党の体質・本質の問題、この裏金問題にしっかりとけじめをつける。それによって、日本の政治を私たち一人一人の声が聞かれる、当たり前の政治に戻していく。これが今回一番大きな論点だというふうに私は思います」
【共産・新 井上祐輔候補(38)】
「今度の選挙は政治を変えるチャンスです。今回の総選挙は、自民党の裏金事件、統一教会問題、大軍拡の問題など、ルールを守らない自民党政治が国民の世論に追い詰められた中での選挙です。政治と金の問題・裏金事件をスクープしたのはしんぶん赤旗です。日本共産党は、政党助成金、企業・団体献金を1円も受け取らずに、30年前から裏金のもとになる企業・団体献金の禁止を求めてきました。この総選挙で日本共産党が伸びてこそ、自民党政治をおおもとから切り替えて、国民が希望が持てる政治を作ることができます。政治は変わるし、変えられます。日本共産党と一緒に希望が持てる政治を作ろうと訴えていきます」
【参政・新 下吹越優也候補(31)】
「佐賀県のみなさまへ日本の未来を諦めないでほしいんです。われわれ大人が政治を諦めてしまうと日本の衰退は止まりません。子供たちに日本に生まれて良かったって言ってもらえる国づくりを政治の力で実現します。そして若い世代や子育て世代に政治に関心を持ってほしいと思っております。具体的には16歳からの投票権を認めるべきだと主張しております。高校1年生から学校教育で政治を考える機会をつくります」
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