27日に迫った衆院選。選挙戦も終盤に入り候補者は最後の追い込みに熱気を帯びています。最後に何を訴えるのか、各候補者の声です。
 
▼福井1区(届出順)
無所属・新人の西山理恵候補(48)
共産党・新人の金元幸枝候補(66)
立憲民主党・新人の波多野翼候補(39)
自民党・前職の稲田朋美候補(65)
参政党・新人の田中こはる候補(38)

無所属・西山理恵候補:
「いまの日本の政治に飽き飽きな皆さま。だからこそ、今週変わることが出来る、変えることが出来る、それは政党政治の終わり。個人が強かったというのを見せれる福井県にしましょう、一緒に。無所属こそ強かった。それを叶えられるのはあなたです。いま一歩踏み出せば政党政治の終わり、無所属が行けるということ、福井県が最先端の民主主義であるということ、西山理恵と一緒に希望を見せれられる、子どもたちにそんな福井県を作っていきましょう。西山理恵とともに“せんたくの大掃除”を出来るのはあなたの選択です。ともに行きましょう!」
 
共産党・金元幸枝候補:
「自民党は裏金議員に2000万円ものお金を出していました。政党助成金から、というのは私たちの税金です。こんなことは絶対に許されません。私は年金や医療、介護、子どもたちの教育、暮らしを守るために頑張ります。大企業に減税していることを正して、財源をつくります。そのためにも企業・団体献金、パーティ券の購入も含めて、全面的に禁止させます。そして憲法9条を守り、子どもたちに平和な日本、平和なアジアを手渡せるために頑張っていく」
   
立憲民主党・波多野翼候補:
「若い人が福井で頑張れる、子育てしたい環境を作る。農業もしっかり支援して、若い人たちが今後の農業担えるようにしていく。これに共感してくれる沢山の人が僕の手を握って福井変えてくれ!と言っています。皆さんの思いを受けて、若い人たちもお年寄りも、中高年の人たちも変われる。そんな福井見せたいと思っています。皆さんの力でこれからも最後、やっていきたいと思うのでぜひ福井変えるために一緒に頑張りましょう。よろしくお願いします」
 
自民党・稲田朋美候補:
「大変厳しい選挙戦になりました。この選挙戦を通じて、政治への信頼を取り戻すため、わたくしのことについても不記載分は全て派閥に返金していることなど説明を尽くして参りました。真摯な反省のもとで党改革の先頭に立って、政策活動費の廃止、政治資金の透明化を図ります。6期19年、ふるさと福井に育てていただきました。これからも感謝の気持ちを忘れず、ふるさと福井に恩返しをもっともっとして参ります。よろしくお願いします」

参政党・田中こはる候補:
「参政党の田中こはるです。私は、生まれ育った愛する福井から日本を元気に、皆さまを豊かにしていく。そのために3つの決意を行う。1つ、私たちの富と国土を守る。2つ目に、失われた食と健康を守り抜く。3つ目に、奪われた教育。皆さまが、子どもたちが、我が国、日本人であることを、自尊心を高める教育を行う」
 
 
▼福井2区候補者(届出順)
共産党・新人の小柳茂臣候補(70)
無所属・元職の山本拓候補(72)
日本維新の会・元職の斉木武志候補(50)
立憲民主党・新人の辻英之候補(54)
無所属・前職の高木毅候補(68)

共産党・小柳茂臣候補:
「選挙戦で回って大きな声を聞いた。裏金議員を通すな、賃上げ・年金引き上げで暮らし応援の政治を、原発の危険から住民の命と安全を守る政治を、こうした声を上げていきたい。皆さんが自分らしく生きたいという思いを声を上げて、声を上げれば政治は変えられる。そうした選挙結果を出せるように皆さんの思いをぜひあげていただきたい。日本共産党はそのために大きなご支援を心からお願いいたします」
 
無所属・山本拓候補:
「今回の衆議院2区におきましては、過去8期クリーンな政治をやってきました、山本拓をよろしくお願いいたします。いま、政治の役割は、経済を活性化させることです。日本列島を強く豊かに、福井県を強く豊かに、特に2区の経済を強く豊かにします。国の活性化策を直接2区の経済につなぐのが私の役割です。お任せください。頑張ります」
 
日本維新の会・斉木武志候補:
「いまの物価高を止められる議員なのかどうかが鍵。その一つが電気代、今の自民党も連合推薦の議員も一切電気代の上昇に対して文句を言わないし、議会でも口をつぐんでいる。電力会社に補助金渡すだけという形になっている。物価高騰を止めるのであれば、まず、電気代を上げちゃいけないと国会で提案できる議員が必要。わたくしは、県議会で北陸電力42パーセントの値上げに対して、北陸三県合同で北陸電力の富山の本店まで行って貰って共同購入の提案までしているので。こういうことが出来る議員かどうか実績で判断して欲しいなと思います」
   
立憲民主党・辻英之候補:
「この選挙は知名度がほとんどない新人が、知名度抜群経験豊富な前職、元職の国会議員3人に立ち向かっている、そんな構図だと思っています。どちらの方が弱い立場の人や庶民の方を向いたことを考えたり、実行しようとしているのか。あるいはどちらの方が、誠実な姿勢なのか、どちらの方がクリーンな政治を進めていくのか。ぜひ皆さん、庶民の立場に立ったご判断頂ければ。どうぞ、よろしくお願いします」
 
無所属・高木毅候補:
「政治資金の不記載の問題につきましては、皆様に大変なご心配ご迷惑をおかけし広く国民に政治不信を招くことを起こしました。この場をお借りしてまずは心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。深く反省し一から出直し初心に返ってしっかりとこれからも政治活動を続けさせて頂きたい。そういう思いで立候補させて頂きました。24年の経験と議員仲間、霞ケ関とのネットワークがあります。しっかり仕事をさせてください 宜しくお願いいたします」
 
衆議院選挙の投開票は27日です。
 
福井テレビでは27日午後8時頃から、選挙特番を放送するとともに、公式YouTubeチャンネルで同時配信します。

また、ホームページやnewsイット!公式xで開票速報などもお伝えします。

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