衆議院選挙は27日の投票日を前に激しい選挙戦となっています。選挙戦終盤、23日、自民党は森山裕幹事長、立憲民主党は枝野幸男最高顧問。国民民主党は玉木雄一郎代表が宮崎入り、政治と金の問題をめぐり主張を繰り広げました。

(立民・枝野最高顧問)
「裏金は現象であってその根っこにあるのは何か。結局強いもの、豊かなものにばかり顔を向けて光を当ててきた。この30年ぐらいの政治、それがいま裏金問題ということで噴き出しているんですよ。」

(国民・玉木代表)
「この裏金問題ってね皆さん、裏金裏金言ってるけどあれ脱税ですよ。まともに税金を払わない、納税義務を果たさないような自民党に、引き続き皆さんからいただいた税金の使い道を決める権限を与えていいのかどうかが問われているのが今回の選挙なんですよ。」

(自民・森山幹事長)「このことは本当に申し訳ないことだったと思っておりますし、二度とこのようなことが起きいように、法律で担保すべきことはしっかりやらせていただきたいと思います。そのことだけが今回の選挙で議論をされることは私は間違っているのではないか、そう思います。」

これからの日本の舵取りについては

(自民・森山幹事長)
「都市が栄えて地方がおかしくなる政治であってはいけないと思います。なんとしても地方が新しい国を作る主役になる。政治を進めていくということが大事なことだなという風に思います。そのことを石破さんに一生懸命やっていただきたいと思います。」

立憲民主党の枝野最高顧問は、人を生かし経済を回していく必要性を呼びかけました。

(立民・枝野最高顧問)
「みんなが持っている力を最大限発揮してもらうことで、日本の経済も社会も活力が出るんじゃないですか。人を支える、人を育てる、こういう方向に変えたら、この国は必ずもっと元気になる。もっと良くなる、宮崎も良くなると私は確信します。どうでしょうか?」

国民民主党の玉木代表は手取りを増やす経済対策を訴えました。

(国民・玉木代表)
「財布はちっとも温まってないんですよ、皆さん。一方で国の財布税収は今年の8月去年の8月に比べて25.8%増えてるご存じですか皆さん。我々国民民主党が考える政治の役割とは何か。国の懐を豊かにすることではなくて皆さん国民の懐を豊かにすることと思っているんですがいかがでしょうか?」

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