衆院選の投票日は27日。投票前夜に宮崎1区の候補者の主張と終盤情勢をお伝えします。テレビ宮崎では、各選挙区の有権者への調査を実施しました。これに取材を加味し、情勢を探ったところ、宮崎1区は立憲民主党の渡辺候補が先行。自民党の武井候補が続き、これを日本維新の会の外山候補と参政党の滋井候補が追う展開です。
自民党・前職で5期目を目指す武井俊輔候補。党の政治資金問題や、自身の不祥事で失った信頼を取り戻す選挙と捉えています。
(自民党 武井俊輔候補)
「私は政治生命をかけて、お返しをしていかなければいけない。」
岸田前総理が応援に駆けつけた決起集会では、8月の台風10号での激甚災害指定の実績を強調しました。
(自民党 武井俊輔候補)
「まさに岸田総理の英断で、激甚災害を獲得することができました。大事なことは、これからきちんと補正予算をつけて、しっかりとそれらの方が最後の1人まで生活再建をしていく。まだこれが終わってないんです。」
参政党・新人の滋井祐香候補。子供の教育環境の改善などを訴えています。
(参政党 滋井祐香候補)
「政治のプロの方と比べたら、本当に何もない。経験もないし、何もないって思われるかもしれないから、そこが弱みでもあるけど、そこが一番の強みであって、本当に国民目線の言葉でちゃんと伝えることができるし、国民が思っていることも、本当に一緒だと思うんですよね。」
1児の母でもある滋井候補は、子育て世代の女性を中心に、政治に関心を持ってほしいと呼びかけます。
(参政党 滋井祐香候補)
「子供の未来を、本気で考えなければいけません。だからこそ、お母さんが政治に関わっていく。自分ごととして捉えていくことが大切なんです。」
日本維新の会・新人の外山斎候補は、保守層の受け皿になることを目指しています。
(日本維新の会 外山斎候補)
「果たして自分たちの子や孫のことを考えた時に、今のような政治のあり方でいいのかなっていうふうに疑問を感じております。」
外山候補は、企業団体献金の廃止を掲げ、政治と金の問題解決に取り組む姿勢です。
(日本維新の会 外山斎候補)
「今回の選挙戦、何度も伝えておりますけど、やはり政治の信頼というものが異常なほど失墜しておりますので、まずは政治の信頼を回復するということを最優先にする。」
立憲民主党・前職の渡辺創候補は2期目を目指します。
(立憲民主党 渡辺創候補)
「本当の宮崎の思いを示した結果であったということを、ぜひとも今度の衆議院選挙でも、しっかりと結果を出すことによって、本物の思いであったということをぜひ皆さんに証明していただきたい。」
賃金が上がらない中での物価高について、迅速な対応が必要と訴えています。
(立憲民主党 渡辺創候補)
「宮崎の経済を支えているのは中小企業、幅広い地場の皆さん。賃上げがそこまで及ばないと、なかなか多くの皆さんの暮らしに結びつくということになりませんので、そのために何の工夫をすべきかっていうことを、きちんと考えていくべきだと思っています。」
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