岡山県知事選挙の投票は、27日午後8時までに締め切られました。
開票状況について、選挙管理委員会の発表はまだありませんが、NHKの事前の情勢取材や27日、投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査では無所属の現職で自民党県連、立憲民主党、公明党県本部、国民民主党が推薦した現職の伊原木隆太氏が、共産党が推薦した小坂昇氏を大きく引き離してきわめて優勢です。
また、26日までに期日前投票をした人を対象に行った調査でも伊原木氏が上回っていて、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、伊原木氏の4回目の当選が確実になりました。
伊原木氏は岡山市出身の58歳。
地元のデパートの社長を経て、2012年の知事選挙で初当選しました。
選挙戦で伊原木氏は3期12年の実績を強調し、産業振興や教育、それに少子化対策などの政策を引き続き進めていくと訴えました。
その結果、推薦を受けた各党の支持層を固めたほか、いわゆる無党派層などからも幅広い支持を集めました。
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