27日投開票の衆院選で、大阪3区から立候補した公明党の前職、佐藤茂樹副代表の落選が確実となった。公明は小選挙区の立候補者11人の全員当選と、比例代表で現有23議席以上の獲得を目標に掲げたものの、小選挙区の全員当選はかなわなかった。
公明の公示前議席は32。自民党派閥を巡る政治資金問題などで、連立与党を組む公明への逆風も強かった。埼玉14区から出馬した石井啓一代表は選挙期間中、党代表として各地へ応援に入りながら、自身の選挙運動にも多くの時間を割いた。
石井氏は「自公政権しか、政治のかじ取りをできないと確信している」と訴えてきた。最終盤の25日には岸田文雄前首相も応援に入った。
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