沖縄県選挙管理委員会がまとめた27日投開票の第50回衆院選の県内投票率は49・96%で、県内の過去最低を更新した。これまでで最低だった2014年の52・36%より2・4ポイント低く、前回2021年比では4・94ポイント下回った。当日有権者数117万4983人のうち58万7009人が投票した。

 県内の候補者や各政党はさまざまな政策や主張を掲げたが、解散から投開票まで18日間と短く、議論は深まらなかった。期日前投票の投票所入場券の郵送が遅れたり、投票日が小中学校の運動会と重なったりしたことも、投票率の伸び悩みにつながったとみられる。

 各区別の投票率は、1区は50・76%で5・13ポイント減、2区は50・43%で4・39ポイント減、3区は50・32%で3・68ポイント減、4区は48・39%で6・66ポイント減となっている。

 26日までの期日前投票者数は25万8937人だった。

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