今回の衆議院選挙では、自民党への逆風を受け、現職閣僚の落選が相次いだ一方、いわゆる裏金候補の当落は明暗が分かれました。

当選 自民非公認 東京24区・萩生田光一元政調会長:
私、萩生田光一、政治家として生まれ変わって、新しい命を吹き込んでいただいた、そんな日だと思っています。私国会に戻って、働いて働いて働いて、仕事をもって皆さんに信頼と証明をしていきたい。

落選 自民非公認 福井2区・高木毅元国対委員長:
全ては私の不徳の致すところ、至らぬせいでございまして、改めて皆さまに心よりおわびを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。

裏金問題の中心となった旧安倍派幹部では、非公認となった萩生田元政調会長や西村元経産相、公認を受けた松野前官房長官が当選した一方、高木元国対委員長、下村元文科相らは落選しました。

また、甘利元幹事長や武田元総務相といった大物も落選。

現職大臣では、立憲民主党の枝野元代表に敗れ、比例復活もかなわなかった牧原法務相と、小里農水相が議席を失いました。

父・二階元幹事長の地盤を引き継いだ二階伸康候補と自民党を離党に追い込まれた世耕元参院幹事長の対決が注目された和歌山2区は世耕氏が勝利し、二階候補は比例復活も逃し落選しました。

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