このうち、衆議院選挙で選挙前の98議席から148議席へと大幅に増やした立憲民主党の野田代表は、28日午前9時すぎから芳野会長と会談しました。
会談では、野田代表が特別国会で行われる総理大臣指名選挙に向けて「ほかの野党と誠意ある対話をしていく」と伝えたのに対し、芳野会長は、丁寧に対話を進めていくことを求めたということです。
会談のあと野田代表は記者団に対し「来年の参議院選挙の準備を含めて、やるべきことがたくさんある。国民民主党とはこれからも継続的に協議をしていくと伝えた」と述べました。
一方、選挙前の7議席から4倍の28議席に増やした国民民主党の玉木代表は、午前10時ごろ連合の本部を訪れて芳野会長と会談しました。
この中で玉木代表が、来年の参議院選挙に向けて準備を急ぐ考えを伝えたのに対し、芳野会長は「立憲民主党とよくコミュニケーションをとってほしい」と述べたということです。
玉木氏は記者団に対し「何をするにしても、まずは基本政策の協議と一致が不可欠だ。外交安全保障や原発を含むエネルギー政策などについて、立憲民主党が今後どう考えるのかをまずはよく見定めたい」と述べました。
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