日本維新の会の吉村洋文共同代表は28日、衆議院選挙で公示前より議席を減らしたことを受け、近く、日本維新の会の代表選挙を実施すべきとの考えを示しました。
日本維新の会は、27日の衆議院選挙で、大阪19選挙区で全勝したものの、東京では音喜多政調会長が落選するなど全国的な広がりを欠き、比例票も伸び悩んだことから、公示前より6議席減って38議席となりました。
この結果について、吉村共同代表は28日、記者団に対し、「自民党の批判の受け皿に大阪ではなりえたが、大阪以外は批判の受け皿にもならなかった。大阪以外では完敗だと思う」と述べました。
■吉村共同代表「大阪以外では野党で1人負けをしているような状況。代表選挙を実施するのが筋
日本維新の会は、党規約で衆院選などの大型選挙から45日以内に代表選を実施するかの是非を決めると定めていて、党内からは、今回の選挙結果を受け、代表選を行ったうえで、執行部を一新すべきだ、との声も上がっています。
これについて吉村共同代表は、「大阪以外では野党で1人負けをしているような状況。100人以上の多くの仲間が落選した。代表選挙を実施するのが筋ではないかと思う」と述べました。
その上で、自身の出馬については、「まだ何も決めていません」として、明言を避けました。
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