自民王国といわれる愛媛県では、27日に投開票された衆議院選挙の結果、愛媛2区で野党の立憲民主党の前職が議席を奪還しました。自民党の裏金問題への逆風が吹いた一方で、投票率は前回よりも落ち込みました。一夜明けた28日、有権者の反応です。

松山市の男性:
「もうちょっと野党が議席をとるのかなと思いましたけども。思ってたよりは少なかった」

今治市の高齢男性:
「(自民は)みなさんにやっぱりノーを突きつけられたですね。目に見えんお金の悪い流れとかそういうのを無くさないと」

また中村知事は衆議院小選挙区の区割り変更に触れ、地方の議席数が減り地方の声が届かなくなることに危機感を示しました。

中村知事:
「愛媛をはじめとして地方選出の議員におかれましては、この現状を十分に受け止めていただいて。地方の現状という声を何よりも声高に、そして迫力を持って発信するを期待させていただきたい。これはもう与野党を問わず」

また県内の投票率が過去3番目に低かったことには「寂しさと残念さがある。誰しもが平等に持つ1票なので、投票することが広まってほしい」と話しました。

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