共同通信社の世論調査で石破内閣の支持率が32・1%に急落したことを受け、自民党内には石破茂首相で来年夏の参院選に臨むことへの不安が広がった。一方「首相の辞任は不要」とする回答が65・7%に上った結果を考慮し「石破降ろし」には賛否が分かれた。  旧安倍派のベテランは「参院選まで持たないだろう」と予想。若手は「『選挙の顔』にならないことが分かった。既に土俵際だ」と行く末を危ぶんだ。ただ退陣要求の声は一部にとどまる。閣僚経験者は「誰も火中の栗を拾いたくないだろう」と延命を予想した。  執行部の一人は首相の辞任を不要とする回答が6割を超えた点を「もう少し様子見ということだろう」と分析した。


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