103万円の「年収の壁」のイメージ

 衆院選で国民民主党が訴えた「年収の壁」の金額引き上げやガソリン税を一部軽減するトリガー条項の凍結解除といった政策が注目を集めている。与党が過半数割れし、石破茂首相が政権継続に向け、野党の主張を取り入れる方針を示したためで、今後、与野党で協議が行われるかどうかが焦点になる。  国民民主は衆院選で手取りを増やす政策の実現を掲げ、議席を伸ばした。玉木雄一郎代表は29日の記者会見で、年収が103万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」の178万円への引き上げに関し「早急に(法案を)提出して実現に向けて努力していく」と述べ、意欲を示した。


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