石破首相が掲げてきた「防災庁」の創設に向け、設置準備室が11月1日に新設されることになった。
防災庁設置準備担当を兼ねる赤沢経済再生相が30日、首相官邸で記者団に明らかにした。
11月1日に立ち上げる「防災庁設置準備室」は、2026年度の防災庁発足を目指し、具体的な検討を進める。
赤沢経済再生相は、「住んでいる市町村によって失われる命と失われない命があることは看過できない」と述べ、自治体の仮設トイレやベッドなどの防災備蓄品が、災害時に適切に配備されるよう、避難所運営体制の向上を目指す姿勢を強調した。
防災庁の設置は、石破首相が9月の自民党総裁選で重要政策に掲げるなど、実現に向け強い意欲を示していた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。