10月27日に投票が行われた参議院岩手選挙区の補欠選挙で、岩手県軽米町の選挙管理委員会が候補2人の得票数を取り違えて県の選管に報告し、そのまま公表されるミスがありました。

県選挙管理委員会によりますと、軽米町の選管では参院補選の開票結果のうち、立憲民主党の木戸口英司氏の得票数2065票と、無所属の田中亜弓氏の得票数918票を取り違えた状態で、県の選管に報告していました。

その後、県の選管はそのまま公表していましたが、複数の報道機関から問い合わせがあったことでミスが発覚したということです。

現在、開票結果は訂正されていて、当落への影響はありませんでした。

今回のミスを受けて県の選管では、軽米町の選管に対し、再発防止策を講じるよう強く指導したということです。

県選管の吉田瑞彦委員長は「あってはならないことであり、原因を究明したうえで、再発防止の取り組みを進める必要がある。市町村の選管と県選管の対応を一から検証する」とコメントしています。

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