中谷元防衛相は31日、北朝鮮が31日朝に発射した弾道ミサイルは午前8時37分ごろ、北海道奥尻島の西方の日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと明らかにした。防衛省で記者団の取材に応じた。飛行時間は過去最長の約86分間になった。
中谷氏は飛行時間などから「従来のミサイルとは別のミサイルではないかと思う」と指摘した。その上で「我が国と国際社会の平和と安全を脅かすもので断じて容認できない。米国、韓国等と連携しながら必要な情報収集をし、警戒監視に万全を期す」と述べた。【中村紬葵】
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