中谷元防衛相は31日、防衛省で記者団の取材に応じ、北朝鮮が同日朝に発射した弾道ミサイルについて、「ICBM(大陸間弾道ミサイル)級であると考えられる」と述べた。最高高度は約7000キロを超えると推定され、これまで発射した弾道ミサイルで過去最高の高度だったとも明らかにした。ミサイルは北海道奥尻島西方の排他的経済水域(EEZ)外に落下した。
中谷氏は「従来のミサイルを超えるものだ。新型であるかの詳細は分析中だ」と語った。【中村紬葵】
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