任期満了に伴う栃木県知事選が３１日告示された。自民、公明両党の地方組織の推薦を得て６選を目指す現職福田富一氏（７１）と、市民団体事務局長の新人針川佐久真氏（７４）＝共産推薦、社民支持＝の計２人が立候補を届け出た。いずれも無所属。５期２０年の県政運営への評価や多選の是非が主な争点となる。１１月１７日投開票。 　福田氏は「未来への投資」を掲げ、人口減少対策の推進を主張。同県日光市での第一声で「女性や若者の意見を最大限吸い上げ、働きやすく子育てしやすい栃木をつくる」と述べた。 　針川氏は宇都宮市の東武宇都宮駅前で第一声に臨んだ。多選により県民の声が県政に反映されていないと訴えている。


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