立憲民主、国民民主両党は１日午前、幹事長・国対委員長会談を国会内で行い、立民の野田佳彦、国民の玉木雄一郎両代表が５日にも会談することで合意した。外交・安全保障など基本政策に関する協議を、連合を交えて政調会長レベルで始めることも申し合わせた。

会談には立民の小川淳也、国民の榛葉賀津也両幹事長らが出席。双方は衆院の委員長人事など国会運営を巡って協力していくことで一致した。衆院選での与党過半数割れを受け、立民は同様に連合の支援を受ける国民と連携強化を図りたい考えだ。

自民党派閥の裏金事件を受けた政治改革実現への連携も確認。特別国会での首相指名選挙の対応は議題にならなかった。国民側が既に決選投票で玉木氏への投票方針を明らかにしているためとみられる。

野田氏は１日の記者会見で、玉木氏との会談について「国会改革も含め、幅広に党首同士の議論をしていきたい」と語った。

会談に臨む立憲民主党の小川淳也幹事長（右から２人目）、国民民主党の榛葉賀津也幹事長（左から２人目）ら＝１日午前、国会内

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