岩屋外務大臣は、EUの外相にあたるボレル上級代表と、東京都内で共同で記者会見し、「日EU・安全保障・防衛パートナーシップ」を発表しました。
それによりますと、日本とEUは、ともに力による一方的な現状変更の試みに直面しているとして、安全保障や防衛に関するあらゆる分野で、協力や対話を発展、強化することを目指すとしています。
具体的には、日本とEUの定期首脳協議に加え、外相級の戦略対話といったハイレベルでの協議を継続的に行っていくことや、新たに外務・防衛当局の局長級の対話の枠組みを設けるとしています。
そして、海洋安全保障や宇宙、サイバーセキュリティー、外国からの情報操作などの分野で協力を強化するほか、防衛産業についても情報交換や協議を行うとしています。
岩屋大臣は「日本は、EUとこのようなパートナーシップを結ぶ、インド太平洋地域で最初の国となる。日EU関係はかつてなく強固であり、安全保障を含む幅広い分野で引き続き緊密に連携していく」と述べました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。