石破総理大臣は4日午後、東京都内で開かれた地元の鳥取県の関係者が集まった会合であいさつしました。
この中で石破総理大臣は、11日に召集される見通しの特別国会で行われる総理大臣指名選挙で再び総理大臣に選出されれば、11月中旬に相次いで開かれる、ペルーでのAPECの首脳会議やブラジルでのG20サミット=主要20か国の首脳会議に出席したいという意向を示しました。
そのうえで、現地で就任後初めてとなる中国の習近平国家主席との日中首脳会談や、日米首脳会談を調整していることを明らかにしました。
そして国際情勢について、「ウクライナの戦争は3年目に入っても終わらない。北朝鮮は先日ミサイルを打ち、今まででいちばん高く上がったが、アメリカまで届くものであり、大変なことだ。その中で、日本がどう行動していくべきか考えたい」と述べました。
一方、衆議院で与党が過半数を割り込んだことをめぐって石破総理大臣は「反省すべきところはたくさんある。与党だけで物事を決めるのではなく、野党にいろいろな民意が示されたわけであり、どこに一致点を見いだすのか、それを実現するのが仕事だと考えている」と述べました。
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