今回の衆院選では自民党が惨敗したが、なぜか石破茂総理の退陣論は強くない。
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小泉進次郎氏は選挙対策委員長を辞任したが、森山裕幹事長は責任を問われながらも、退任までには至っていない。なぜ「石破おろし」が盛り上がらないのか。
政治ジャーナリストの青山和弘氏は、「石破氏が総裁になったのは、自民党の論理であり、国民の信を得たわけではない。だから、すぐに衆議院を解散した」と解説する。「一種の賭けに出たが、その結果、賭けに負けて信任を得られなかった。常識的には総理退陣だ」。
しかし、「2つの事情で続けている」という。「いま、高市早苗前経済安保大臣や、林芳正官房長官に代わったとしても、過半数の議席を持っていない少数与党だ。その人が内閣不信任案の対象になるだけで、連立工作など、新しい総理が苦労しないといけない」のが現状だ。そのため、「石破氏に来年度予算の成立までやってもらってから、退陣しても遅くはない」といった党内事情がある。
加えて、もう1つの事情として、「石破氏本人が続けたい」のだそうだ。「総裁選に4回挑戦して、5回目にようやくなった。1カ月で辞めるのは、本人がしのびないと思っている。森山氏も辞めようと思っておらず、執行部は『頑張ろう』という雰囲気で、その中で小泉氏だけが出ていった形だ」と説明した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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