自民党両院議員懇談会であいさつする石破茂首相(中央)=11月7日午後、党本部で(佐藤哲紀撮影)
自民党の両院議員懇談会が7日午後、党本部で始まった。石破茂首相(党総裁)は冒頭あいさつで、衆院選で公明党と合わせた与党の議席が15年ぶりに過半数を割ったことについて「誠に痛恨の極みだ。国民の皆さまがたのご期待に十分応えることができなかったことは、本当に深く反省をし、お詫びをしなければならない」と陳謝し、深く頭を下げた。 その上で外交や経済対策、能登半島地震の震災復興、政治改革などの課題を挙げ、「そのような課題に取り組んでいくため、今日もいろんなご意見を承り、より謙虚により丁寧に運営をしてまいりたい」と述べた。 森山裕幹事長も、衆院選の結果について「強く責任を感じている。多くの国民の皆さんから厳しいご批判をいただいたことについては、厳粛に受け止めなければならない」と話した。 この後の懇談会は報道陣に非公開で行われている。政治資金パーティー裏金事件を受けて、非公認や比例重複立候補なしで当選した議員らも出席しており、石破首相や党執行部への厳しい意見も出るとみられる。(政治部、デジタル編集部) ※随時情報が入り次第記事を更新します。衆院選後、初めて開かれた自民党両院議員懇談会=11月7日午後、党本部で(佐藤哲紀撮影)
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