地域政党・大阪維新の会の横山英幸幹事長(大阪市長)は7日、12月1日投開票の日本維新の会の代表選について、吉村洋文共同代表(大阪府知事)の立候補に期待感を示し「本人が挑戦されるのであれば全力でサポートする」と述べた。

 維新は代表選について11月17日告示、12月1日投開票の日程で行うことを決定。これに対し、現代表の馬場伸幸氏は6日夜に不出馬を表明した。党内では後継として吉村氏を推す声が上がっているが、吉村氏は態度を明らかにしていない。

 横山氏は7日の会見で、吉村氏の立候補について問われ、吉村氏とやりとりはしていないと断りつつ、「吉村洋文という人間はそれが十分できる方だと当然思っている」と語った。立候補する場合は支援する考えも明らかにした。

 現在、国政政党の日本維新の会と地域政党の大阪維新の会は、それぞれ代表を馬場氏、吉村氏が務めている。横山氏はこの兼任についても、「問題ないと思っている。吉村さんだったらそれが十分できる」と述べた。(菅原普)

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