会談では、政治とカネの問題を受けて党から議員に支給される「政策活動費」や企業・団体献金の廃止などの政治改革を年内に実現するため協力していくことで一致しました。
また、来年の参議院選挙に向けて候補者調整を進めることや、選択的夫婦別姓制度を導入するため、連携していくことも確認しました。
さらに、立憲民主党側は、政権交代を実現するため野党勢力を結集させたいとして、来週11日に召集される特別国会で行われる総理大臣指名選挙で、野田代表に投票するよう協力を呼びかけました。
立民 小川幹事長「野田代表指名に期待」
立憲民主党の小川幹事長は記者団に対し「政策活動費の廃止などを頑張って年内に決着させようということで合意した。総理大臣指名選挙については福島党首も大きくうなずいていたように感じたので、前向きに検討してもらえるのではないか」と述べました。
社民 福島党首「野党で一致してダイナミックな動きを」
社民党の福島党首は記者団に対し「自民・公明両党が過半数割れしたことを踏まえ、立憲民主党のリーダーシップのもと、野党で一致してダイナミックな動きをしていきたい。総理大臣指名選挙については、党首会談での要請を重く受け止め、党内で議論し判断していく」と述べました。
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